
都内某所に集まったデジタルペンの達人たち。
左から、木村さん、上野さん、児島さん、伊藤さん、宮南さん、安藤さん
デジタルペンでメモを取るのはどんなシーン?
・情報を素早く検索できる読書メモ・考えながらアイデアをまとめるとき
・記事のダイジェストを手書きで書いておき、検索できるようにする
・打ち合わせのときは、ノートPCよりも相手に安心感を与える
・グループミーティングのホワイトボード代わり
・議事録以外に自分のためのメモ
上野さん
私はタイピングがけっこう早い方なので、その点(手書きメモがテキストになること)にはairpenのメリットをあまり感じないんです。ただ、文学的な文章というか、考えながら文章を書くときやアイデアを出すときには手書きがよくて、airpenはそのときに主に使っています。
児島さん
手で書くのとタイピングは違うと感じます。以前は直接、PowerPointで企画書を作っていたんですが、いろいろと作れちゃう反面、ストーリー性のないものになっていました。今は、紙に全体の流れを作って、手書きでアイデアを出して、最終的にそれをまとめる、という方法を採っています。あと、“裏紙”を有効活用できるんです。ちょっと手間はかかるんですが、新聞や雑誌の記事から、裏紙に記事のダイジェスト版をairpenで書き込み、取り込んでためておく。するとあとからキーワード検索ができるので、「この業界の情報がほしい」というときに重宝します。

木村さんの読書メモ
木村さん
私は主に打ち合わせですね。OCR(文字認識)には多少、誤変換があるので直しますが、手書きのメモを打ち直さずにブログにそのままアップできるというのが非常に便利です。読書メモにも便利です。ページ番号を先に書いておいて、気になった文言を書いていくと、どの本の何ページに何の情報があるかが分かります。本にはよく付せんが使われますが、意外と探しにくいんです。でも、この方法だと素早く検索できる。これだけで買った価値がありましたよ。
伊藤さん
私の場合、airpenは会議中のメモで使うことが多いです。手書きでもいいから、会議の趣旨が分かるように議事録を取ります。プロセスを重視して、何かに取り掛かる際も、目的や期限、担当者などを目に見えるようにしなさいという決まりがあるんです。その点airpenは便利。自宅勤務もよくあって、テレビ会議も活用しているので、airpenでメモしたものをサーバにアップすれば、離れている場所にいる上司にも、同じ場所にいるような感覚で見てもらえます。
司会
伊藤さんはいろいろなお客さまとお会いすると思うんですが、そういうときにPCではメモが取れませんか?
伊藤さん
PCは使わないです。キーボードをたたいている音が気になるという理由が1つ。それと、しゃべりながらタイピングしていると、聞いている側が「本当に気持ちがこもっているのかな」と、思うんじゃないかなと(笑)。
宮南さん
手書きだと、相手に書いているのが見えるので、安心感があるようですよ。PCだったら、カチャカチャやっているけど、もしかして全く関係ないことをしているんじゃないかと思われるみたいですね。
宮南さん
内部ミーティングで使う際は、1人で書くというよりは、グループミーティングなどで軽く話をするときに使いますね。ホワイトボードのないときにairpenで書いて、後でそれをデジタル化してメール添付で送って共有する、というように使っています。
安藤さん
私はコンサルティングをやっていますので、クライアントのみなさんのプレゼンテーションに対してコメントをするわけですが、そのコメントの内容を自分で整理する際に使います。正式な議事録を作ってくれる人はいるんですが、自分の思ったことを残しておけなかったりしますので、言わなかったけれど、これは重要かな、と思うものは、airpenで残しておきます。airpenは、管理職にとっても非常にいい道具じゃないかと思いますね。
デジタルペンを使って良かったと感じたとき
・書くことの楽しさを再認識・書く、取り込むプロセスで、情報が記憶に残る
・起動に時間がかからず、思いついたことをメモできる
・一カ所(PCの中)にメモを集めて一元管理できる
・メモすることで理解が深まる
上野さん
ボールペンで書くことの楽しさを再認識しました。学生のころ、三国志マニアで、漢文を書き写すのが大好きだったんですが、ボールペンできれいに文字に書くっていいなあ、と。さらにちゃんと変換されますし。
伊藤さん
学生のころからPCが当たり前だった世代なので、PCに向かって作業すると、書いていることが記憶に残らないと思うことがあるんです。でも、手で書いて、PCに取り込んで、というプロセスを踏むと、情報が記憶に残りますね。
児島さん
オンオフを切り替えるような仕事の仕方ではないので、いつアイデアが出てくるか分からない。ふと気がついたアイデアや何かの情報を記録したいときに、PCだと起動に時間がかかる。普通のメモだと、掃除して捨ててしまって、「どこにいった?」ということになりますが、airpenの場合は、書いておけばデジタルで残る。時と場所を選ばず、思いついたことをメモできるのがいいですね。
宮南さん
今はまだ、特に良かったとか助かったと思うことはないですが、これからあるかな、と思っています。過去のデータがすべて残っていて、PCの中に一元管理されているので、安心感があります。
木村さん
今まで散逸していたメモが、1カ所に集まっているのがいいですよね。以前、メモをバインダーで仕分けしたことがあるんですが、これは続かないし、整理している時間も無駄。airpenなら整理しなくてもなんとかなります。
安藤さん
私にとってairpenは必需品になっていまして、携帯電話やPCと同じくらい価値があります。メモを取るには、一度聞いた内容を自分の言葉にする必要がある。メモすることで理解が深まるんですね。だとすると、書くことが重要で、書いた後に使うか使わないかは、ある意味どうでもいい。残っているという安心感と、いずれ見るかもしれないという期待感とで一生懸命メモを取るんです。一生懸命メモを取っていると、自然と自分の頭の中に入っていく、ということじゃないかなと思います。









